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重度障害者の地域生活実現のために


by cil_morioka
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カテゴリ:こころ( 17 )

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生きていい命と生きなくていい命を決めるということ。
そんなことを決める人間がいていいのか。
そんなことを決める人間も、
やがて歳をとって
障害や病気になる。
生を受けた人間は
いつか
障害や病気になる。

考えていったら
生きていい命は無になる。
それでいいのか。
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by cil_morioka | 2016-07-29 23:54 | こころ | Comments(0)

告別式

 CILもりおかを設立前から支援してくれた大切な方の告別式に行ってきました。
十数年前、地方にはヘルパー制度がなく、0以下のマイナスからの制度の確立が急務でした。
そんな制度がない時代に施設から地域への生活に移行する困難さがあったわけですが、
その方は、支援し続けてくださいました。
今、こうして自立生活を送れているのは、その方の支援があってのことでした。

 社会性を持たない施設暮らしが長い人間が、地域で暮らすというのは大変なことです。
衣食住ができて命が繋げられたらそれでいいということではありません。
人としての基本的な自己表現。人とのコミュニケーション。社会の常識。人間関係。
それらの、一からを、教えてくれました。
根気強く、何度も何度も。
劣等生の私の涙を拭いてくれました。

人と向き合うことを恐れてはあかんよ。

自分に素直にな。

そう言い続けて下さいました。

告別式のお返しに渡されたのは、
珈琲とケーキとクッキーの詰め合わせでした。
その品物にまでメッセージが込められているように感じられました。

みんなで、お茶してな。

冗談でもいいながら、コミュニケーションとりながら、

人を大切にしてなって。

 もう帰ってこないけど、

教えられたこと。
忘れない。

ありがとうございました。

安らかに、眠ってください。
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by cil_morioka | 2014-02-05 16:58 | こころ | Comments(0)
会場までの道のりは遠かった。摺沢は初めてだったし。
でも、「遠くから来ていただきありがとうございます」と北川さんが声をかけてくださり、
会場に入ると、キララの幟が揺れていて、「希望の歌の贈り物」、LAWBLOW(ローブロー)の曲が流れていて、ああ、やっと来た。という安心した気持ちになった。
副代表藤野さん、代表佐藤さんのあいさつでスタートした、精神障害のある人たちの震災後の生活と支援について考えるシンポジウム。
南光病院の千葉ドクターから「こころのケアチーム活動」について話題提供。
大船渡病院の道又ドクターが「被災地の医療機関の取り組み」、気仙地区の精神科医療利用されている方が「被災地での生活」、
キララ副代表の佐々木さんがご自身の被災体験を発表。
その中で、気仙地区の方、キララ佐々木さんの体験談が良かった。

非常時の中を、「厚労省通達をFAXもらって、都内で薬をもらった」という手順を、心を落ち着かせ整理してやれたことがすごいし、
「多くの人のおかげで帰れた。同級生や親戚のおかげ」とおっしゃっていたが、
多くの人と混じり合いながら、ひとつひとつの判断を積み重ねて、岩手に帰って来られたパワーがすばらしいと思った。
また、
「被災され、避難所では、孤立しないように当番をする。
掃除をする。火の番をする。炊き出しをする。タバコをいっしょに吸いながら、情報収集する。
・・・そういう場所で、特に、男性はいろいろな役割を持つが、自分が障がいを理由に外されてしまった。
それで、なんか調子が落ちてしまい少し休養する事になった・・・。
でも、そこから再び、みんなといっしょの行動をすることで落ち着いていった。
とにかく、人にくっついていくのが大事。支えあい、コミュニケーションをとることで、この3-4ヶ月結構心を許せて暮らせて来られた」。。。
そういう自分の力を信じること。ともに助け合う力があること。役割を持って動いたのがいい。
ひとりひとりが抱いてきた意識 こう生きてきた という・・・人との繋がり。人の役にたとう。という意識で。
そこから、新しい出会い。繋がりが生まれる。
どちらかの方が、最後におっしゃった、
「特別はない。びっくりして、驚いて、みんなに着いていった。ただ、淡々と」という言葉が印象的だった。

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by cil_morioka | 2011-09-05 09:40 | こころ | Comments(0)
◆障害のある女性の生きにくさに関する調査ご協力のお願い◆
「障害や病気に加え女性であるために生きづらい・暮らしにくい」と
感じたことはありませんか?
『DPI女性障害者ネットワーク』は障害のある女性の多様な生き方が尊重され、
自分らしく生きることができる社会を目指して当事者自身が声を発し、
法律や制度、施策のあり方をめぐる様々な課題に取り組んできました。
今回その活動の一貫として、障害女性の生きにくさの経験について調査を行うことになりました。
障害や病気がある上に女性であることは、この社会の中で困難を重複して抱えていることであり、
解決への道筋がより複雑になってしまうことも少なくありません。
このような困難を私たちは『複合差別』と呼んでいます。
今まで障害のある女性の問題について注目される機会は少なく、
公的な調査も実施されることはほとんどありませんでした。
そのため障害女性に特化した施策や支援のあり方も不十分といわざるを得ない現状があります。
私たちの生の現実を数多く蓄積し、問題の重要性を広く周知させるために、
みなさんの実体験をお寄せいただきたいと思います。
寄せられた情報の取り扱いはプライバシーの保護を厳守し、
目的外の使用および個人が特定されるような公表は決して行いません。
●調査の目的 
障害女性が出会う困難の実体験を集め分析することによって、
問題解決のための方策を思考し、各種施策に有機的に反映させるための一助とします。
具体的には来年発行予定の冊子の基礎資料としたいと考えています。
●調査の対象
障害及び病気を持つ女性
※何らかの理由で障害のある女性自身が記入できない場合、
本人の身近でその経験を直接見聞きした方が、
可能な限り本人に確認しながら記入してください。
調査の趣旨をご理解いただき、回答にご協力くださる方は、
下記リンクからダウンロードしてご記入の上、
FAX、郵送、またはメールで 2011年9月30日(金)までにご返送ください。
皆さんのご協力を、よろしくお願いいたします。

調査票URL http://dpiwomennet.choumusubi.com/irai4.doc

<お問い合わせ>
〒101-0054  東京都千代田区神田錦町3-11-8武蔵野ビル5F
特定非営利活動法人DPI日本会議気付 DPI女性障害者ネットワーク
(担当:鷺原・島野・佐藤)
TEL 03-5282-3730 FAX  03-5282-0017 E-mail dpiwomen@gmail.com
ホームページ:http://dpiwomennet.choumusubi.com/

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by cil_morioka | 2011-09-01 16:48 | こころ | Comments(0)
コンボにはACT・IPSセンターがあります。NHKの「ハートをつなごう」で、IPSの実践が紹介されるのでお知らせします。

 以下NHKホームページより抜粋します。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/hearttv/ より

若者のこころの病 第3弾
教育テレビ 1月31日(月)、2月1日(火)午後8時~8時29分
再放送 2月7日(月)、8日(火)正午~12時29分
 去年6月と9月に放送した「若者のこころの病」シリーズ。若い当事者やその家族から多くの反響が寄せられました。中でも関心が高いのが、「働く」ことと「恋愛・結婚」について。そこで、第3弾では、この2つについて取り上げます。

 1日目は働くことについて、千葉県市川市の、ある障害者就職サポートセンターの取り組みをお伝えします。ここではIPS(個別就労支援プログラム)という新しい理念を取り入れて、障害の重さに関係なく「本人のできることや興味」に注目した就労支援によって、大きな効果をあげています。日本ではまだ数少ないIPSの取り組みを通して、こころの病を抱える若者たちにとっての「働く」ことの意味や、どんなサポートが必要かを考えていきます。

 2日目は恋愛・結婚について。こころの病を抱える人にとって、対人関係やコミュニケーションは難しいことの一つとされています。なかでも「恋愛」は相手との距離が近いだけに、悩みや問題が起こりがち。そんな中、経験を重ねたり、よき相談相手にめぐりあえたことで、結婚にこぎつけたある当事者カップルの体験談をご紹介。さらにスタジオには子育て中の当事者夫婦も登場し、多様な人生の選択肢について一緒に考えていきます。
 2月26日の「ETVワイド ともに生きる」でも、生放送で「若者のこころの病」についてとりあげます。みなさんのご意見をお待ちしています。

***********************************************************
特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ)
http://comhbo.net
〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F
TEL 047-320-3870 FAX 047-320-3871
info@comhbo.net
コンボお知らせメール便 担当:宇田川健(コンボ共同代表・事務局当事者スタッフ)

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by cil_morioka | 2011-01-30 13:23 | こころ | Comments(0)
講演「こころの健康と自殺対策~あなたとあなたの大切な人を守るために~」を聞いて

2010.12.7
精神科医智田文徳先生の講演を聞いてきました。
智田先生の言葉に惹かれます。
当日配布資料から、こころに響いた言葉を。

幸せって?
人は、苦しみをかかえながらも生きていくことができるのでしょうか?
苦しみは、100人いれば100通り
苦しみは希望と現実のギャップ(ズレ)である
苦しみは、誰にでもあります
人間を苦しめるのが人間ならば、人間を救えるのも人間
苦しみは、見える人には見えるけれど、見えない人には見えない
目の前にあるのに、意識をしていないために見えないものがたくさんある
苦しみを誰かに分かってもらうためには、
苦しみを分かろうとする人を見つけなければなりません
人の(自分の)存在は他者から与えられる
苦しいと言う人の存在は、その人の苦しみをわかる人が与えている
苦しいと言わない人の存在は、その人の苦しみをわからない人が与えている
苦しみを、この人にだけは伝えたいと思う人に、
あなたの思いをわかってもらうために・・・
誰にわかってもらいたいですか?
大切なものは目に見えない、見ようとしないと見えない
自分のことを聞いてもらいたい相手の話を聴くこと
苦しい時に、苦しいと言ってもらえるために
聴くこと
あなたは決して一人ではありません
そして、あなたにも人を救うことができます
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
聴いて欲しいと自分が思えること。
伝えたい人に聴いてもらうために、相手の話を聴くこと。
生きるために、できること。
そのことを、智田先生から教えられました。

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by cil_morioka | 2011-01-15 13:08 | こころ | Comments(0)
 コンボでは「統合失調症の初期家族講座~回復力を高める家族になるための3日間~」として、統合失調症発症5年以内のご家族を対象に3日間の合宿講座を開催します。

詳しくはコンボのホームページ
http://www.comhbo.net/modules/news/article.php?storyid=44
をご覧ください。

また、そのようなご家族がお知り合いにいらっしゃる方は、ぜひこの講座をお勧めしてください。
お問い合わせはコンボまで。
お申し込みはファックスでコンボ047-320-3871まで。

以下ホームページより抜粋です。

 この研修会は2泊3日の合宿スタイルで行います。
 統合失調症の症状の一つに、幻聴や妄想などがあります。まわりの人は理解することはできませんが、本人にとっては実際に起こっている事実です。家族が正しい知識を持っていないと、そういった幻聴や妄想を否定する態度をとってしまい、病気の本人にとって大きなストレスとなり、病状の悪化や再発につながってしまいます。家族が正しい知識と対応方法を身につけより良い対応をすることで、本人の回復力は高まり、再発の可能性をおさえることができるのです。このことはさまざまな研究の結果で実証されています。
 皆さまは「これからどうなるのだろう」という不安をかかえていらっしゃると思いますが、その不安をあなたの家族だけでかかえていると、状況を変えることは難しいかもしれません。

研修会の目的 ~2泊3日で学び、交流し、ゆとりの大切さを知る~
1、将来に対する不安をなくしていくために、統合失調症に対して正しい理解を深め、回復力を高める家族になること
2、他のご家族と交流を深めることで、家族だけで不安を抱え込まないようになること
3、同じ立場の人たちと悩みを共有することで、自分自身の心のゆとりの大切さを意識できるようになること

会場・日程案内
2010年12月18日(土) - 20日(月) 長野県千曲市「ホテル晴山」
 ■住所:長野県千曲市上山田温泉2-9-9
 ■宿泊費:20,000円(朝食2回・昼食1回・夕食2回込)
 ■申込締切日:12月5日(日)→12月14日まで延長しています。
2011年1月28日(金) - 30日(日) 京都市左京区「アピカルイン京都」
 ■住所:京都府京都市左京区松ヶ崎小竹藪町3-3
 ■宿泊費:25,000円(朝食2回・昼食1回・夕食2回込)
 ■申込締切日:12月28日(火)
2011年2月19日(土) - 21日(月) 千葉県勝浦市「かんぽの宿勝浦」
 ■住所:千葉県勝浦市鵜原2183-5
 ■宿泊費:20,000円(朝食2回・昼食1回・夕食2回込)
 ■申込締切日:1月19日(水)
2011年3月4日(金) - 6日(日) 山形県上山市「月岡ホテル」
 ■住所:山形県上山市新湯1-33
 ■宿泊費:23,000円(朝食2回・昼食1回・夕食2回込)
 ■申込締切日:2月4日(金)

研修プログラム(予定)
第1日目
◆12:30~ 受付開始
◆13:00~18:00
 統合失調症の病気について知る(休憩・質問タイム含)
   統合失調症の特徴、薬についての基礎知識や対応方法を学び正しい理解を深める
   担当:伊藤順一郎先生(長野会場は益子雅笛先生)
◆19:00~ 夕食(親睦会)

第2日目
◆9:00~15:15
 統合失調症 家族の役割
   家族自身が交流を深め、抱え込まない家族になること、仲間づくり。家族のできること、できないことについての基礎知識を学ぶ
   講師:高森信子先生
◆15:30~16:30
 家族の体験談 ~先輩家族から~
   先輩家族から家族会やピアの活動を含む体験談を聞く
   担当:家族による家族学習会企画委員
◆17:45~18:45  夕食
◆19:00~21:00
 お互いの体験を語り合おう ~グループに分かれて~
   自分の体験を他の家族と共有し、語り合う 
   担当:家族による家族学習会企画委員

第3日目
◆10:00~11:00
 グループを超えた共有 ~体験を語りあってみて~
   前日に行ったグループワークの内容を全体で共有する
   担当:家族による家族学習会企画委員
◆11:00~12:00質問タイム&研修会の振り返り

対象者
● 統合失調症発症後5 年以内の方のご家族
● 3日間の研修日程にすべて参加可能な方
 *この研修会は家族のみを対象として行います。ご本人、従事者など他のお立場の方は対象となりませんので、あらかじめご了承ください。

費用・定員
● 参加費:無料
● 宿泊費:開催地によって宿泊費が異なります。
  *交通費は自己負担とさせていただきます。
● 定員:50 名(各会場)
  *定員に達し次第締め切らせていただきます。
  お早めにお申し込みください。
● 会場の詳細は、参加証をお送りする際にお知らせいたします 
● 各会場とも、宿泊費には食事代( 朝食2 回・昼食1 回・夕食2 回) が含まれます
● 参加者同士の交流を深めていただく目的で、宿泊は男女別の相部屋になります

主催・共催
● 主催 NPO法人地域精神保健福祉機構
● 共催 NPO法人長野県精神保健福祉会連合会
     社団法人京都精神保健福祉推進家族会連合会
     NPO法人千葉県精神障害者家族会連合会
     山形県精神障がい者家族連合会

パンフレットは、こちらからダウンロードできます。
http://www.comhbo.net/uploads/kaisaiannai_2-3.pdf
http://www.comhbo.net/uploads/mousikomi_.pdf
http://www.comhbo.net/uploads/kaisaiannai_4-1.pdf
なお、長野会場はまだ空きがあります。募集中ですので、奮ってご参加ください。
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コンボお知らせメール便 担当:宇田川健(コンボ共同代表・事務局当事者スタッフ)
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by cil_morioka | 2010-12-11 14:03 | こころ | Comments(0)
映画「精神」盛岡上映会に370人の方が来場。ありがとうございました。

2010年5月30日(土)・プラザおでって3階おでってホールにて、精神障害当事者・家族・関係機関・市民のネットワーク「盛岡ハートネット」、CILもりおか、ソーシャルサポートセンターもりおか(SSCM)の共催により、映画「精神」盛岡上映会が行われました。映画「精神」盛岡上映会実行委員会を作りました。代表は村山健さん。ひとりでも多くの方に映画を知ってもらいたいということで、動き出しました。
2010年1月9日(土)村山さんが、(第1回)映画「精神」盛岡上映会(アイーナ)主催したことがきっかけで、今回のおでって上映会が実現しました。
 私はアイーナでこの映画を見ました。うまく言えませんが、映画に登場する方々、ストーリー、みんなどの人も同じだなあといいますか、障害名や病名がつくかつかないの違いがあっても、人は誰でも生きている限り、こころがあって、そのこころは揺れていて、その揺れが大きいか小さいか、障害名がつくかつかないか、手帳を持つか持たないかの違いだけで、だれもがこころに不安や震えを抱えているのだということを感じました。
人間社会では、どの場面においても対人関係があるわけで、うまくできるできないという幅の違いはあるにしても、いろいろな人間関係の中で、自分のこころ、ひと(自分以外の他者)のこころに、向き合いながら繋がっていけたらいいなと思いました。
映画の余韻として、ラストシーンがこころに残っています。真剣に自分自身の人生と向き合っているゆえに、社会の中での生きにくさが、ありますね。そこが、課題であり、生きる障害になっているのですね。周囲の受けとめ方も大切ですね。ひとにやさしくなれることで、生きにくい社会を変えていけるといいと感じました。
 CILもりおかは、「障害種別なく」を目標に、障害者の地域生活をサポートしていく取り組みを行っています。実際としては、肢体不自由者・知的障害者へのサポートが中心となっていますが、精神障害については身体知的と重なる場合もあり、そうではない場合のサポートもあります。当事者の思いにもっと触れたいと思い、共催団体に加えていただきました。私個人としても、日々の暮らしの中で、自分のこころが不安定になって不安になることが多々あり、こころの拠り所として、盛岡上映会に参加したいという気持ちが強くありました。
当日、昼の上映会と夜の上映会の間に、トーク&メッセージ発表が行われました。その冒頭に、実行委員会代表の村山健さんが、あいさつと趣旨説明をしました。
 
ネットでこの映画「精神」の存在を知り、みたいと思うようになりました。そして昨年、盛岡フォーラムで上映されていることを知り見に行きました。昔のことを思い出して気分を悪くしたりもしましたが、素晴らしい映画だと思い、より多くの人にみてもらいたいと思いました。そして、「カーテン」をより多くの人に取り払ってもらいたいと考えました。障害者、健常者の間にあるカーテンという言葉を以前は使いました。しかし、その言葉自体がカーテンではないかと考えるようになりました。
 正常と異常の境目とは非常に曖昧であり、健常者とは何か、障害者とは何か。そう言ったことをこの映画は考えさせるからです。この、「精神」をみることは、「カーテン」を取り払う上で非常に大切な「儀式」です。
 この映画をごらんになって考えることはいろいろあるでしょう。でも、まずは考えることから始めるのが、第一歩であると私は思います。映画の中の言葉になりますがカーテンは「健常者」から「障害者」だけに引かれているのではなく「障害者」のがわからも引いているものだと考えます。
 ただ、「健常者」「障害者」というものの区別の仕方は、この映画を見ていると非常に無意味なことのように思えます。ですので、私はこう言い直したいと思います。「地域」が、「カーテン」を引いているのだ。と。私たち一人一人が相手に向けて、見えないカーテンを引いているのだと。
だから、その「カーテン」を取り払うことができれば、世界は少し優しくなると思います。皆に優しい世界が訪れることを願ってーーそれがこの映画の上映会を企画した趣旨となります。


「カーテン」を引いている私たち一人ひとりが、「カーテン」を揺らし、ひとのこころに触れて、「カーテン」を取り払い、繋がることを願っています。その思いが届いて、370人(昼の部・夜の部総計、トーク90人)の方が来場下さいました。映画「精神」盛岡上映会の様子は、上映会後のアンケート集計から見ることができます…
詳しくは、精神障害当事者・家族・関係機関・市民のネットワーク「盛岡ハートネット」のブログ
Open, to Love http://opentolove.exblog.jp をご覧下さい。
ブログを見られない方のために、感想の一部を引用し、紹介させていただきます。

【映画「精神」はいかがでしたか? トークはいかがでしたか?】
★心の病といってもひとまとまりでできるものではなくそれぞれの症状、困り事、人生があるのだと感じた。ただただおだやかに撮ってありだからこそ色々考えさせてくれるのではないかとも感じた。
★今同じ時を過ごすようスタッフの気配りがあり、最後まで落ち着いて見ることができました。最後のトークで、最後のシーンの健常者と病める者のメリハリに少し気づきました。世話の人の大変な所も見えました。
★私は本音とか内面とか、自分をさらけ出すことには抵抗を覚え、小心者で当たり前にバリアを張っている毎日です。最後の場面のバイクの騒音、福祉にたずさわる人々(電話の向こうの人々)への怒りを強く感じ、あなたの怒りは正しいし、貧しい施策、為政者への怒りは真当だと強く感じました。
★わたしには、健常者と異常者のちがいがわかりません。むしろ自分で「健全だ」と信じてうたがわないことこそおかしいのではないだろうか。
★「健常者」と「障害者」との間の心のカーテン(もしかすると心ばかりではない、社会的なカーテン)について考えさせられました。私たちが考えている以上に、当事者の方々のカーテンの意識は、恐怖ともいえるほどの実態に、自分自身の問いかけるシーンが多くあります。しかしながら、こういう私も、潜在的なカーテン意識をもっているのかもしれません。
★山本先生の何回か話されている「あんたならどうしたらいいと思う」の応答に、当事者の自立への温かいメッセージに人としての生き方を学びました。
★「精神」を観て、「こらーる」に通院している方と自分は何の差もない、同じ人間なんだと強く認識し、「カーテン」がゆれて、向こう側が見え、少しつながれた気がしました。
★「精神」を見ることができたこと最高に感謝いたします。特にトークの際に壇上でお話された方々の手紙の内容、お人柄がなにより参加者に温かさを与えてくださいました。最初は震えていらして、勇気をふりしぼって話されていた様子も私に勇気を与えてくれました。ハートネットのセミナーはいつも、温かい空気に包まれているのは、やはり参加者の方々の持っているものがあふれ出ているのだと再確認いたしました。皆さん、そして私もいろんなものを背負いながら、このような会を通じて支えあっていることの大きな意味を私も大事にさせていただきたいと思っております。

【想田和弘監督、こらーる岡山のみなさん、盛岡上映会実行委員会へのメッセージをお書き下さい。】
★精神、こころとは? の投げかけをもっともっと広めていただけたらと思います。
★本日は300~400人ぐらいの方が来られていましたが、多くの方に関心があるのだと驚きました。多くの方が、目をそむけず、社会を見ようという態度で生きていると感じました。
★一人一人のインタビューが実存の世界を作り出し、非常に当事者の気持ちを表している映画であると感じた。
★心のカーテン(偏見)家族も同じでは。しかしよい点、前向き思考もできる当事者です。不安をとりのぞくきっかけの寄り添いのある社会が実現できるよう、一人一人の心掛けに啓蒙できればと思います。
★自分のためだけの生き方を変えられれば…。相手の立場を考えられるよう、子どもの頃から教えていくことが大切だと思います。

【私たち一人一人が「心のカーテン」を取り払うために、どうあればいいと思いますか?】
★自分を見つめる事?自分をゆるす事。
★患者がどんどんコミュニティーに出ていく。そのために必要な、このような映画がとても大切だと思います。
★病気ゆえに一人で生活していくには相当のエネルギーが必要と思います。映画にあったように寄り添う機関が充実していくといい。
★「身近」であることを「実感」すること。「身近」なものであるらしいと聞いていても実感がわかなければ意味がないのかなと思いました。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
今回、1月頃よりみなさんと連絡を取りながら準備を進めてきて、CILもりおかとしては、チケット印刷や、チケット売り(ほんの一部)※当事者スタッフ、コーディネーター、介助者さんと共に、専門学校へのちらし配布、広報誌やメールで、宣伝活動を行いました。・・・それくらいしか協力できなかったのですが、この上映会の取り組みを通して、また多くの方との出会いが生まれ、確かな絆を結ぶことができたと感じています。
映画「精神」のこころが、おひとりおひとりの胸に届いたと確信しております。
※6月8日、盛岡市のソーシャルサポートセンターもりおかで開かれた、映画『精神』盛岡上映会反省会&益金贈呈式で、上映会の益金25万881円が、盛岡いのちの電話に寄付されました。なお、映画『精神』は、7月下旬にDVDも出るとのことで、ご家庭でも観られるようになります。
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by cil_morioka | 2010-06-21 19:36 | こころ | Comments(0)

映画「精神」盛岡上映会

日時:2010年5月30日(日曜日)
開場:13:00
映画上映(昼の部):14:00~16:15
トーク:16:35~17:35
映画上映(夜の部):18:00~20:15
(トークでは、盛岡上映会を企画した当事者の思い、想田和弘監督や「こらーる岡山」のみなさんから寄せられたメッセージの発表などを予定しています。昼の部鑑賞の方はトークまで、夜の部鑑賞の方はトークから、ぜひご参加下さい)

会場:プラザおでって3階 おでってホール
(盛岡市中ノ橋通1-1-10  019-604-3300)

主催:映画「精神」盛岡上映会実行委員会
共催:盛岡ハートネット・CILもりおか・SSCM
チケット:前売り1000円/当日1200円

プレイガイド:プラザおでって(盛岡市中ノ橋通1-1-10)
CILもりおか(盛岡市南仙北2-27-1 鈴木ビル1階2号室)
SSCM(ソーシャルサポートセンターもりおか)
(盛岡市本町通1-9-14 JT本町通ビル3階)
もりおか心のクリニック(盛岡市本宮字宮沢55-5)
喫茶ひだまり(盛岡市上田字松屋敷34 県立博物館内)
ジャズ喫茶DANTE(盛岡市中ノ橋通1-5-33)
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
優しい世界が訪れることを願って
ネットでこの映画『精神』を知り、見たいと思った。その後、昨年秋、盛岡フォーラムで上映されていることを知り、見に行った。昔を思い出し多少気分を悪くもしたが、素晴らしい映画だと思い、より多くの人に見てもらいたいと思った。そして、『健常者』と『障害者』の間に引かれている『カーテン』をより多くの人に取り払ってもらいたいと思った。
この映画をご覧になって体調を崩される方もいるかも知れない。それでも、この『精神』を見ることは『カーテン』を取り払うために必要な『儀式』だと考える。映画の中の言葉になるが『カーテン』は『健常者』→『障害者』ではなく『健常者』⇔『障害者』である。両方の側が互いにカーテンを引いているのだ。その『カーテン』を取り払うことができれば、世界は少し優しくなると思う。
皆に優しい世界が訪れることを願ってこの上映会を企図するものである。
(映画「精神」盛岡上映会実行委員会 代表 村山健)

問い合わせ:盛岡ハートネット事務局
携帯:090・2883・9043
PC:Eメール yukapyon@estate.ocn.ne.jp
携帯:Eメール opentolove@ezweb.ne.jp
ブログ「Open,to love」http://opentolove.exblog.jp/
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by cil_morioka | 2010-04-19 13:04 | こころ | Comments(0)
【書籍紹介】

DPIわれら自身の声vol.254で DPIの鷺原由佳さんが紹介しています。

『精神障害のある人々の自立生活』
~当事者ソーシャルワーカーの可能性~

筆者 加藤真規子
発行 現代書館
価格 2,100円(税込み)

「支援される人」の役割からの生還・・・
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by cil_morioka | 2010-03-22 20:32 | こころ | Comments(0)