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おでんせ★CILもりおか cilmorioka.exblog.jp

どんなに重い障害があっても地域社会の中で自分らしく生きられるよう一緒に考え応援していきます


by おでんせ★CILもりおか
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いのちに贈る超自立論

いのちに贈る超自立論
すべてのからだは百点満点
安積 遊歩
■2010年01月発行
■本体1600円+税
自立しているってどういうこと? お金を稼げること? 立って歩けること? 自分のお尻が拭けること?
「自立へがんばる障害者」像から一歩、踏みだし、すべてのいのちを肯定する著者が、未来を生きる娘に、そして社会へ贈る、あるがままに生きていい、というメッセージ。
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■目次
はじめに
プロローグ──たったひとつの私のからだ
I 「治す」って、なんだろう──治療する側・される側
  車イスはメガネと同じ
  「治る」ということ
  痛みと闘うだけで精一杯
  骨折なしの一年
  想定外の骨折
  揺れる親心
  手術が怖いのはあたりまえ
コラム1●コウ・カウンセリングと再評価カウンセリング
II いのちの市場化に抗う──後退と進化
  精子バンクでいのちのショッピング
  いのちの商品化
  出生前診断の功罪
  医療の「進歩」
  「進化」する優生思想
コラム2●優生思想と優生保護法
III 貧しい人から豊かになる──貧困と偏見
  少女の目を盗らないで
  フィリピンの貧しい村で
  生活保護を使いこなす
  ベーシック・インカム
IV 女性のからだを侵略するもの──セクシュアリティーと生殖
  従軍慰安婦の絶望が見えなかった
  謝って、そして耳を傾ける
  強制不妊手術が生む絶望と無念さ
  優生保護法が存在する社会とは
  性器を切除される少女たち
コラム3●女性性器切除
V 生き延びる子どもたち──親と子、再考
  親になるということ
  いのちの神秘のプロセス
  フィリピンから迎えた里子
  川の字で寝る心地よさ
  「おじいちゃんといっしょに寝るか?」
  蚊帳のなかの蛍
  母の涙
  地獄のなかに天国をつくる子どもたち
VI 自分のお尻を拭けなくたって──プライバシーと自立観
  中学受験
  "お願い"で獲得した就学権
  自分の部屋はありません
  自分のお尻を自分で拭かなくてもいい
  排泄の音
コラム4●ピア・カウンセリングと自立生活運動
VII 地球の上に連なって生きる──いのちとエコロジー
  幼いエコロジスト
  二歳まではみんな重複重度障害者
  「這えば立て」の抑圧
  共同生活はエコロジカル
  いのちとモノをたいせつにする暮らし
  「まったく年をとると……」
  人間は泣くことができる
  三つのサンクチュアリ
おわりに
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by cil_morioka | 2010-01-03 02:20 | 新刊・書籍・蔵書 | Comments(0)